ネザードラム

文章と図解でアプローチするドラムブログ

買ってよかったドラム機材 7選 (スネア以外)

(2024.4.22更新)

この記事では私がずっと愛用している、個人的に買ってよかった機材をスネアドラム以外で7点紹介します。

 

スネアドラムに関してはこちらの記事になります。

netherdrum.hatenablog.com

 

ダンマー 206 ビーター

ビーターというと、バスドラムを踏むペダルのバチの部分です。

ビーターにこだわる方は少ないかもしれませんが

実はたくさん種類のビーターが単体で販売されていて、各メーカーのペダルに取り付けることができます。

 

バスドラムの皮に直接当たるパーツなので、音色の良し悪しに大きな影響を与えます。

それと同時にビーターによって、ペダルの踏み心地も大きく変わります。

たとえば、

踏み心地の悪かったペダルがビーターを換えたら解決した、なんてこともあります。

 

私の場合は10種類以上のビーターを試してみたのですが

ダンマーの206というモデルがいちばん好きでした。

ダンマー206でバスドラムを鳴らすと「ザ・大太鼓」といった普遍的な良い音になります。

 

ほどよく重いビーターで踏んだときのズッシリとした感触が好みですが

一方では、超高速で連打を踏みたいドラマーには不向きかもしれません。

ドラムのペダルケースはコメリ

私がドラムペダルのケースとして愛用しているのが

ホームセンターのコメリに売っている工具バッグです。

 

ポップアップバッグという商品名で

大きさ・形状、いくつかの種類がありますが

商品コード11696893

JANコード4977292172769

998円

という商品になります。

 

ワイヤーで自立していて上のフタがなく、使わないときは畳むこともできます。

フタが無いのが最大の長所であり短所。

ペダルとその他小物をドサッと放り込んで、すぐ手に持てるのが便利ですが、雨と電車移動はダメです。

 

私の場合は、地方住みで移動手段は100%、車であること。

ペダルを持っていく場所といえば

いつものスタジオといつものライブハウス、せいぜい5箇所ぐらい?

屋外を持ち歩くのは、駐車場から建物の間の数十メートルです。

 

同じような境遇のドラマーさんであれば

コメリのポップアップバッグが、この上なく快適なペダルケースになるかも?しれません。

14インチのクラッシュシンバル

わざわざ14インチのクラッシュを選ぶ人は少ないかもしれませんが

意外と使い勝手が良くて重宝しています。

 

14インチという小さいサイズで、厚みが薄い物を選んでいます。

これは

・サイズが小さいことによるピッチの高さ

・厚みが薄いことによるピッチの低さ

これらのバランスであまり聴き馴染みがないシンバル音だけど、音楽にほどよく混ざります。

 

田舎でライブ活動をしているとPAシステム完備の大きな会場よりも、

小~中規模のカフェで100%生音だったり、

「半分PA、半分生音」みたいな環境での演奏が多いです。

 

そんな中、14インチのクラッシュシンバルは音量も控えめで

ちょうどよく活躍できる場面が多く

アンプラグト的なライブ環境や、カホン演奏時に素手で叩くシンバルとしても役立ちます。

ZOOM ハンディレコーダー

自分の練習を録音するのに15年、愛用しているのがZOOM H2です。

この他に、ZOOM H4nも使っています。

今は後継機種が出ていますが、い壊れないのでまだまだ使えてしまいます。

 

ハンディレコーダーなので本格的な録音機材にはかないませんが

それでもこの価格帯にしては高品質なマイクが採用されています。

 

スマホの録音、録画アプリでも良いですが

やはりスマホのマイクは性能が低いので、可能であればこういった専用機材で録音するのがおすすめです。

 

もう1点、意味が大きいのは

それなりのお金を出してレコーダーを買うことで、自分の練習を録音する習慣がつく、ということです。

せっかく高い買い物をしたんだから、

活用しないともったいないので「毎回、録るぞ」という覚悟が決まります。

 

自分の演奏を振り返る習慣があるとないでは、上達スピードが数倍、違ってきます。

2万円ぐらいの出費で、上達が大幅にスピードアップできると考えれば非常に安い買い物です。

 

この記事で紹介している「H2」は廃版で

現在はさらに性能アップした後継機種「H2n」が登場しています。

個人的な練習を振りかえってチェックするだけ、という意味では

価格の安いこちらもおすすめです。

スマホのマイクに比べれば格段に立体的な音で録音できます。

AGPTEK 音楽プレイヤー

AGPTEK 音楽プレイヤー A16TB

 

よくある音楽プレイヤーですが

個人的には長年こういったプレイヤーを持っていなかったので、非常に役立っています。

 

こちらの音楽プレイヤーはちょっと聞いたことがないメーカーの物で

有名なメーカー品に比べて価格が1/5ぐらい?

びっくりするような、むしろ心配になってくる低価格。

 

半信半疑のまま試しに購入してみたのですが、何の問題もなく3年使えています。

音質は私の耳で十分に満足。練習スタジオのスピーカーに突っ込めば生ドラムに負けない爆音も出せます。

(ちなみに3年目で電源の物理ボタンが壊れました。非常に満足なアイテムだったのでもう一度同じモデルを購入しました)

チューニングキーいっぱい

ギタリストのピックがすぐに無くなる話は有名ですが

ドラマーの場合、すぐに無くなるアイテムといえばチューニングキーです。

 

チューニングキーを無くさないために

大きいキーホルダーを付けたり、カラビナで腰からぶら下げがちですが

チューニングキーってくるくる回す道具なので、

ごちゃごちゃ物をつけると使い勝手が非常に悪くなってしまうんです。

 

私の場合は「無くさない」ことが無理なので、ことあるごとにストックしています。

通販サイトの「2000円以上購入で送料が無料」というやつの値段調整でよく買い足します。

YAMAHA QY10

30年前の伝説のシーケンサーYAMAHA QY10です。

 

シーケンサーというと音を1つずつ入力して、再生すると入力したとおりの音が流れる機械。今ではその多くがアプリになっています。

 

私はドラムを始める以前にシーケンサーで音楽を作る遊びを散々やっていて

そのおかげで楽譜が読めるようになったり

コード進行から音楽の流れが読み取れたりできるようになりました。

 

シーケンサー遊びで身についた力が大きくて、

そのおかげで今、音楽やドラムでお金を稼ぐことができているので

この古いシーケンサーは最高の先生でした。

 

同じような勉強方法を試されたいドラマーは、DTMアプリで音楽を作ってみることをおすすめします。

たとえばApple製品にはじめから入っている「Garage Band」というアプリもその類です。

 

デスクトップパソコンをお持ちであれば

Studio Oneという作曲ソフトの無料版Studio One Primeがおすすめです。

www.mi7.co.jp

sleepfreaks-dtm.com

 

こういった入力作業は人によって合う、合わないが激しいですが

性に合う方は音楽の理解が深まるのでおすすめします。

 

以上、

個人的に買ってよかった機材 (スネア以外)、7点を紹介しました。

この記事がお役に立ちましたら幸いです。