(2024.4.22更新)
新しい趣味や習い事を探して
「ドラムってどうなんだろう?」「自分にできるのかな?」と検討されている方に向けて、ドラムの楽しさや難しさを解説します。
本来は体験レッスンを受けてドラムに触れてみるのがいちばんの方法ですが
ちょっとハードルが高かったり
1度の体験レッスンだけではわからないことも多いですよね。
この記事では
もし未経験からドラムを始めたら、どういった楽しみ方、学び方をしていくのか?
詳しく書いていきます。
習い事・趣味探し ドラムって簡単そう
新しい刺激が欲しいけど、何を始めたらいいのか?
自分に合った趣味や習い事を、絞り切れない方は消去法で考えてみるのもおすすめです。
音楽・美術・スポーツ・ダンス・料理・工作・アウトドアなど
探せばたくさんの趣味がありますが
明らかに興味が湧かないものを消去していくなかで
たまたま自分は
- 音楽に興味がある
- でも難しいのはイヤだ
といった場合に、"ドラム"が思い浮かぶかもしれません。
とりあえず叩けば音が鳴るし。
他の楽器に比べれば簡単そうに見えるかも?
それは…だいたい正解です。
いや、ドラムの道を極めるのは奥が深いです。
しかしドラムは始めるハードルが低くて、趣味として多くの人が楽しみやすい楽器でもあります。
ドラムは難易度の面でも、初期費用の面でもハードルが低く
しかもリズムの根本を身につけるので
後々、別の楽器やダンスなどに移行する場合にも助けになってくれる、潰しがききやすい習い事・趣味でもあります。
こちらの記事を併せてご覧いただくと、より理解が深まります。
【ドラムって難しいの?】
【ドラムの初期費用】
【ドラムの誤解 手足をバラバラに動かすの難しそう】
【7割コピー練習法】
ドラムにはドレミファソラシドがない
ドラムにはドレミファソラシド、といった音階がありません。
ピアノ、ギター、その他多くの楽器にはドレミファソラシドがあって
初心者の頃には、音階の場所や指を覚えるのに一苦労します。
楽譜に書かれたのと違う音を弾いてしまうと、それは間違いということになってしまいます。
ドラムセットはタイコやシンバルが集まった楽器です。
この中で、叩いてはいけないパーツがないんです。
「これを叩くと間違い」「これを叩くと不協和音」というものがなく
ある程度の自由が許されて
楽譜どおり厳密に忠実に演奏できなくても、音楽が成立しやすい楽器です。
もちろん、秩序なくめちゃくちゃに叩きまくってカッコいい演奏ができるわけではありません。
ある程度は楽譜どおりに、でもピアノ、バイオリンほど厳格ではなく、
自分の遊び心を織り交ぜて楽しみやすい楽器です。
そうやってドラムを捉えると
「私にもできそうかも?」と希望が見えてきますよね。
始めてしまえば、できます。
ドラムは身体でおぼえる部分が多い
ドラムは他の楽器に比べると
頭でおぼえるよりも、身体を動かしておぼえることが多いです。
もちろん、楽譜を読んだりリズムを理解したり
頭と身体のはたらきが組み合わさっているのですが、ピアノやギターに比べると、少しスポーツ寄りです。
身体を使うといっても、筋トレのような「鍛える」のとは違います。
むしろ、
普段の生活であまり使っていないインナーマッスル、体幹の深いところの筋肉を活用していくような身体の使い方を重要視します。
近年、身長が150cm台でもパワフルにドラムを叩ける女性が増えています。
これは体格の大きさや、筋力ではなく
身体の効率的な使い方が広く浸透してきたからだと考えています。
ドラムを極めるのは難しくておもしろい
ここまでは、ドラムの始めやすさについて触れてきました。
ドラムは非常に奥が深いので
上達するほどにその奥深さを知って、追及するのが楽しくなっていく方も多いです。
ドラム教室に通えば、先生が次なる課題を提案してくれますし
もし独学でドラムを始める方でも
今はYoutubeで手取り足取り、丁寧なレクチャー動画がたくさんあがっています。
過去、いちばん独学がしやすい時代です。
ご自身で練習したい曲を選んで、どんどんチャレンジしていくのもいいと思います。
シニアの方にこそドラムはおすすめ
ドラムは指先から足の先、体幹、身体全体を使って
さらに目、耳、脳もフル活用して楽しむ趣味です。
シニア世代の方には、非常に相性の良い趣味です。
シニアから始めるドラムについては詳しい記事をぜひご覧ください
ドラムは悲しいかな、シニア世代の方から趣味探しの眼中にあまり入れてもらえていない気がしています(笑)
イメージしにくいかもしれませんが
ドラムはお年を召してから始めても十分にできるようになります。
むしろシニアの方にこそ、おすすめしたいのがドラムです。
たしかTwitterで見かけたのが
90歳の女性が、60代の頃にバイオリンを始めたいと思ったけど
「いまさら…」と諦めてしまったそう。
あのときに始めていれば30年もできたのに…と後悔したそうです。
もし興味が湧きましたら
お近くのドラム教室で体験レッスンを受けてみるのはいかがでしょうか?
以上、
ドラムを始めようか検討されている方に向けてドラムの実際のところをお話しました。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。